Appleの最新iPadはeSIMのみになる予定

Appleは、2022年にiPhone 14モデルで物理的なSIMスロットを廃止するなど、eSIMの使用を積極的に推進してきました。そのため、Appleの最新のiPad AirとiPad ProモデルがeSIMのみになることは、おそらく驚くべきことではありません。

新しいiPadモデルのセルラーバージョンはeSIMのみ

5月7日に開催されたAppleのLet Looseイベントで、1年以上ぶりに刷新されたiPadラインナップが発表されました。

このイベントの目玉は、OLEDスクリーンとM4チップを搭載した新しいiPad Proと、最大13インチまでのさまざまなサイズのiPad Airでした。

前世代のデバイスと比較して他の変更点はそれほど大きくありませんが、注目すべき違いの 1 つは、新しい iPad のセルラー バージョンには物理的な SIM カード スロットが付属しないことです。

代わりに、それらはすべて eSIM のみとなり、新しい iPad でセルラー プランが必要なユーザーは、既存の SIM カードを eSIM に変換するか、新しい eSIM プランを取得する必要があります。

eSIMのみのiPadは問題になりますか?

eSIMは近年ますます人気が高まっており、最新の主力モデルの携帯電話のほとんどはすでにeSIMをサポートしています。しかし、現時点では、完全にeSIMのみに対応した携帯電話はAppleのiPhoneだけです。

完全に eSIM のみの電話がより多くの不便をもたらすかどうかは、多くのユーザーの間で依然として議論の的となっています。しかし、eSIM テクノロジーは進歩し続け、Apple は Apple デバイス間での eSIM の転送を容易にしたため、これらの不便の一部はそれほど重大ではなくなるでしょう。

まあ、それは Apple と Android のデバイスを頻繁に切り替えるのでなければ、の話ですが。eSIM のみの電話が問題になる可能性があるもう 1 つの状況は、旅行中に現地の SIM カード オプションを探している場合です。おそらく、現地の電話番号が必要だからです。すべての目的地で旅行者向けの eSIM オプションが提供されているわけではありません。ただし、現地の電話番号が本当に必要なのでなければ、旅行中に接続を維持するためにデータのみの旅行用 eSIM を入手するという選択肢は常にあります。

iPad では、これらの問題のほとんどは当てはまらないでしょう。iPad では、データのみのプランのみが必要になる可能性が高く、そのプランをデバイス間で転送する可能性は低いでしょう。デバイス間でデータを共有する必要がある場合は、SIM カード (または eSIM) を転送するのではなく、デバイスをホットスポットとして使用するオプションが常にあります。

同様に、旅行中は、iPad に現地の電話番号が入った現地の SIM カードを取得する必要はほとんどありません。ほとんどの人は iPad を使って電話をかけることはないでしょう。iPad をインターネットに接続する必要がある場合は、データ専用の旅行用 eSIM で十分でしょう。

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